▲「鉢の木」のお弁当 おいしかったー
▲書院でお弁当
▲今回のために用意した懐紙入れと扇子
▲久々に白いソックスを履いて いざ お茶席!
▲にじにじ
▲立礼のお茶席もステキ
▲最高にイイお天気 緑が美しかったー
▲カワイイ梅の実
本日は miちゃんがお稽古をしている茶道教室のお茶会にお招きいただき、北鎌倉の東慶寺へ出掛けてきました。お茶席デビューです☆
北鎌倉までの車中は爆睡していたので気が付きませんでしたが、駅に降り立ち、清々しい気候にテンションが上がります。着物姿のmiちゃんが現れて更にテンションアップです!
東慶寺は、北鎌倉駅から徒歩で数分のところにあるお寺です。円覚寺、明月院、建長寺あたりの有名どころは小学校の遠足などでチェック済みでしたが、こちらのお寺は名前すら知りませんでした。
奥に山が控えた緑いっぱいの敷地は、見渡す限り芽吹きたてのような初々しい緑に覆われてマイナスイオン大放出状態。気分爽快です!
そんな「気持ちぃ〜」を連呼しちゃうようなたくさんの緑の中に4つのお茶室があります。
※普段は一般人は入れない建物なんだそうな。
そして、その素敵ロケーションの中を着物女子らがウロウロしているわけです。まるで雑誌「美しいキモノ」の動く紙面を見ているかのような光景にクラクラ... ズバリ萌えであります。
エレガンスKと私は洋服での参加だったので、白いソックスを履き、少々老けた女学生ばりの出で立ちでお茶席に臨みました。
■一席目(濃茶)@永福亭
初めてにじり口からにじにじと茶室へ入りました。なにゆえこんなに入り辛くしているのか謎ですが、気分は千利休に招かれた客...(気分だけなら良いではないか)
幸いこの席では miちゃんがご一緒してくれたので比較的楽な気持ちで臨めたのですが、正客の方の流派が違ったのか、教えてもらっていた方法と違っていたので初っ端からビビリさん(@@)
でもまー「井上流で御座いますが なにか」くらいの図々しさで何とか記念すべき第一回目のお茶席を終えることができました。 嗚呼、なんなんだこの満たされた気分は...
お菓子:「御菓子司こまき」の「卯の花」
■二席目(薄茶)@白蓮舎
立礼式(テーブルと椅子でいただく)だったので、少し気楽でした。黒くて歪なお茶碗が、時代劇で見たことがあるような茶碗でした。これが楽茶碗なのかしらんと会記を見ると 黒織部だとのことでした。
お菓子:「風月堂」の「あやめ」
■おしのぎ@書院
おしのぎ" というくらいですから、空腹をしのぐ程度の量の可愛らしいお弁当なのですが、このお弁当のお料理ってば どれもこれも美味! 「鉢の木」のお弁当ということでしたから、さすがね という感じです。
■三席目(薄茶)@寒雲亭
遂に、我らのmiちゃんがお茶を点ててくれるお茶席です。 サラサラと静かにお部屋へ入ってきて、茶筅でシャカシャカと激しくお茶を点てる瞬間をピークに、徐々にまた静かな動きになってお道具を片付ける。最初から最後まで流れるような動きに感動の巻です。素敵でした。
御菓子:「風月堂」(だったと思う)の「金閣寺」
※お菓子に金閣寺という名前をつけるには京都金閣寺の許可がいるのだそうな。
■四席目(薄茶)@水月堂
お茶席へ入る前の待合に、神奈川県重要文化財になっている観音様がいらっしゃいました。水辺に坐して、水面に映る月を眺める姿を表していることから「水月観音」と呼ばれているそうなのですが、衣の流れる線が美しい可愛らしい観音様です。
待合でしばらくまったりしてから最後のお茶席です。こちらでは正座し続けた足が限界をむかえていて、じつは、茶碗などの記憶が飛んでおります(苦笑) ただ茶碗がかなり有名な方の作品だということだけは覚えているのですが、はて、どなただったか...
というわけで、miちゃんのおかげで、じつに楽しく充実した美しい時間を過ごすことができました。茶道の世界、ちょっとハマってしまいそうな予感です。
■
東慶寺
神奈川県鎌倉市山ノ内1367
0467-22-1663
通常 8:30-17:00、冬季(11〜2月)8:30-16:00
拝観料:100円(一律)
無休
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